2004年7月15日

阪神、交流試合やドラフト改革を提案へ

阪神・星野SDが球界に警鐘=「すべての意見をテーブルに」-球団合併(時事通信)

 阪神の星野オーナー付シニアディレクター(SD)が14日、テレビ局のニュース番組に生出演し、来季から1リーグ移行という早急な球界再編への動きについて、「プロ野球の将来のためには現場、ファン、メディアすべての意見をテーブルに乗せて建設的に議論すべきだ」と警鐘を鳴らした。
 同SDは13日、久万オーナーらに安易な球団削減に対する危惧(きぐ)を説き、同オーナーも反対派への転換を表明。また、野崎同球団社長はこの日、ドラフトの完全ウエーバーや交流戦の導入などを提案。星野SDは「それを言える勇気のあるオーナーや社長がいなかった。よそのチームのオーナーも勇気を持たなきゃ」と話した。
もともとセ・リーグの各球団は巨人戦のテレビ放映権収入が減るという理由でセ、パ交流試合の実施にも反対していたのですから、同じ理由で1リーグへの移行にも反対するのは当然の流れなんですよね。阪神に続いてヤクルトと横浜も2リーグ維持を支持しましたから、あと中日あたりが同調すれば1リーグ制への移行は却下されます(オーナー会議の議決には9球団以上の同意が必要なため)。

阪神はパ・リーグ救済のためにドラフトの完全ウエーバー制や交流試合の導入などを実行委員会に提案するそうですが、せめて下に書いたくらいのことは検討してほしいですね。パ・リーグが4球団になっても1リーグ制に移行できないとなればナベツネの発言力は弱まるでしょうし、きっとパ・リーグ各球団も賛成してくれるでしょう。

  • ドラフトの完全ウエーバー制(くじ引きも捨てがたいのだけれど……)と、FA権取得期間の短縮
  • FA補償金の撤廃と、ドラフト指名権によるFA補償の導入
  • 期限付き移籍制度の導入や選抜会議の復活など、埋もれた選手の移籍を活性化する制度の導入
  • 外国人選手枠の撤廃
  • 機構によるテレビ放映権や商品販売権の一括管理
  • 課徴金制(贅沢税)やサラリーキャップ制の導入
  • 高額年俸選手の減額制限緩和
  • セ、パ交流試合の導入
  • 加盟料を撤廃することで、将来的に16球団まで増やし、プレイオフを導入
  • 二軍、三軍と社会人チーム、クラブチームによる地域リーグ戦の実施
  • プロ、アマ混在(将来的には高校、大学も)のトーナメントの実施
  • 日本、韓国、台湾、中国の優勝チームによるアジア・チャンピオンシップの開催
  • アジア・チャンピオンシップ優勝チームのワールドシリーズへの参加

あ、近鉄とオリックスの球団合併は最初から1リーグ化が目的だったのですから、1リーグ制への移行が却下されたら合併を白紙撤回することになるかも……という淡い期待をしてみたり。さらに、合併構想自体が交流試合などを導入させるためのパ・リーグ側の策略なんじゃないか……と妄想してみたり(笑)。

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