最優秀救援から最多セーブに
「最多セーブ賞」新設=最優秀中継ぎも評価統一-プロ野球(時事通信)
セ、パ両リーグ記録部は3日、セーブポイント(セーブと救援勝利の合計)の数で決める「最優秀救援」のタイトルを廃止し、セーブ数のみの「最多セーブ投手賞」を新設するなど、記録に関する変更を発表した。救援勝利を評価の対象から外すことについて石井重夫セ・リーグ記録部部長は、「近年の野球は抑え投手の1回限定登板が基本。そういう中での勝利はほとんどが救援失敗」と説明した。抑え投手のタイトルをセーブだけにすることには反対ではありませんが、その理由が「抑え投手の勝利は救援失敗がほとんど」というのはどうなんでしょうか。もちろん、救援失敗による勝利も評価基準に加わるのは改善すべきだと思いますが、だったら救援失敗には「blown save(BS)」という基準があるのだから、それをきちんと評価すべきかと。抑え投手の救援失敗ではない勝利が全く評価されなくなってしまうのは、ちょっと納得いかないなぁ。評価基準が分かりやすいということも大事だとは思いますが。
blown save A statistic charged to a relief pitcher who enters the game in a save situation but departs with the save situation no longer in effect because he gave up the lead. The statistic was introduced by the makers of Rolaids antacid tablets in 1988. Abbrev. BS.
(The New Dickson Baseball Dictionaryより引用)
一方、中継ぎ投手のタイトルはホールドに統一するのかと思ったら、ホールドに救援勝利を加えた「ホールドポイント」で統一するそうで。こちらは救援失敗による勝利も評価基準に加えるんですか。抑えよりも中継ぎの方が救援失敗ではない勝利の割合が多いということなのでしょうが、なんだかすっきりしません。
とりあえず、中継ぎ投手と抑え投手のタイトルの評価基準が、両リーグで比較的わかりやすいものに統一されたという点では、改正なのでしょうね。
記録に関する変更のお知らせ (NPB)
書籍名:プロ野球 記録の手帖
著者:千葉功
出版社:ベースボールマガジン社
ISBN:4-583-03637-X
サイズ:B5変形/685p
発売日:2001年4月20日
税込価格:8,400円


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