2005年11月23日

日本選手権シリーズ試合規程

パ・リーグのプレーオフ制度を議論する上で「レギュラーシーズン1位のチームをリーグ優勝として、プレーオフは日本シリーズ出場権をかけた戦いにすれば良いのではないか」という意見がよく聞かれます。これに対して私は「その意見には賛成だが、今の野球協約では、リーグ優勝チームが日本シリーズに出場することになっているので、リーグ優勝チームと日本シリーズ出場チームを別にするには、野球協約を改定する必要があり、パ・リーグだけの独断ではできない」と説明してきました。

ところが、日本プロ野球選手会公式ホームページで公開されている野球協約を読んでも、そのような条文が見あたりません。最近は「なにか他の規程と勘違いしていたのかなぁ」と思っていたのですが、ようやく見つけました。

選手会が野球協約の公開を始める前(1999年ごろ)に、野球体育博物館で知人にコピーしてもらった野球協約の中に「日本選手権シリーズ試含規程」(「試含」は「試合」の間違いではないかと)があり、以下のように定められています。

第1条(日本シリーズ)年度連盟選手権試合におけるセントラル野球連盟の選手権ティームとパシフィック野球連盟の選手権ティームは、毎年日本選手権シリーズ試合(以下「日本シリーズ」という)において日本選手権を争う。〔1980.3.31改正〕
この「日本選手権シリーズ試含規程」は「統一契約書様式」と同様に野球協約に付随する規程であることから、改定には実行委員会とオーナー会議での議決(出席者の4分の3以上の賛成)が必要なため、「パ・リーグだけの独断では変えられない」という説明は、大きく間違ってはいなかったようです。

わが愛しきパ・リーグ
タイトル:わが愛しきパ・リーグ
著者:大倉徹也
出版社:講談社
ISBN:4-06-272302-6
サイズ:文庫/237p
発行日:2005年2月20日
税込価格:880円

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